アップデート】Cato Cloudのアップデート情報を解説！（2025年4月21日版）

2025年4月21日に公表された、Cato Cloudのアップデート情報に関して、弊社フーバー・クロステクノロジーズのエンジニアが、日本語で補足を加えながら解説します。

Cato Cloudのアップデートは毎週実施されており、アップデートが頻繁にされる製品ですので、ぜひ本ブログで最新情報をチェックしてください。

本アップデートは、すぐに変更されないものも含まれていることにご注意ください。

今回のアップデートの概要

今回は以下のアップデートが実施予定です。

新機能と機能強化

データ駆動型の安全なTLS検査でユーザー体験を向上

TLSインスペクション・ポリシーを実装するための簡素化されたプロセスを使用することで、セットアップ時間と潜在的な問題を大幅に削減できることをご存知ですか？改善されたセットアップ体験には下記の内容が含まれます。

TLS 検査セットアップ・ウィザード：ウィザードはルールの設定プロセスをガイドし、ポリシーが検査するトラフィックとバイパスするトラフィックのベストプラクティスに従っていることを確認するのに役立ちます。ウィザードでは、組織のニーズに合わせてルールをカスタマイズすることもできます。
- また、「セキュリティ > TLSインスペクション」ページの新しいセクションで、ベストプラクティスへの準拠を確認することもできます。
Safe-to-Inspect Appsのカテゴリー：Catoの調査チームは、高度なデータ分析手法を用いて、TLS Inspection中に問題を引き起こさない多くのアプリとドメインを特定しました。これらの項目はすべて、Inspectルールに追加できる1つのカテゴリに含まれています。
詳細については、こちらの動画をご参照ください。

API リマインダー - bgp_peer_descriptionのEoL(End of Life)

EventFieldName APIのbgp_peer_descriptionフィールドは、2025年4月15日をもってサポートが終了しました。

この記事のフォローをクリックして、APIのEoLアナウンスのEメール通知を自動的に受け取ることをお勧めします。

CMAの強化

「ネットワーク」 > 「拠点」ページに、各サイトのCityおよびAddressフィールドが表示されます。

5月6日アカデミーライブテックアワー

ライブセッションに参加して、Catoのアプリケーションコントロールの可能性を最大限に引き出しましょう。

インラインおよびアウトオブバンド接続でSaaSアプリケーションを保護するためのベストプラクティス、新機能、隠れた機能を発見してください。

登録はこちらから。

注意

本アップデートは、公表されてから2週間かけて、世界中のCato PoP・CMA（管理画面）に徐々に展開されていきます。詳細については、こちらの記事を参照してください。

予定されているメンテナンススケジュールの詳細については、Cato Statusページを参照してください。